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観覧車
カンランシャ
著者名 柴田よしき
在庫なし

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ISBNコード 4396632215
判型/頁 四六判/304頁
定価 本体: 1,700円+税
発売日 2003/02/10

あたしはまだ、壊されたくない。
彼があたしを愛してくれたという、
この時間を……

失踪した夫を待ち続ける女探偵・下澤唯。
依頼人たちの絶望に哀しみ、希望に癒される――。
感動を呼ぶ珠玉の恋愛ミステリー

「夫の居場所を残しておきたい」失踪した夫の事務所を継ぎ、京都で素人ながら探偵業を始めた下澤唯(しもざわゆい)。ある時、行方不明になった夫・遠藤祐介(えんどうゆうすけ)を捜してほしいという依頼が舞い込んだ。手がかりは、遠藤の部下で愛人と噂される白石和美(しらいしかずみ)。だが、唯が尾行して二週間、和美は日がな八瀬(やせ)遊園の観覧車に乗り、黙って時が過ぎゆくのを待つだけだった。彼女は何かに絶望している……。みずからの姿を重ねあわせるようにして、愛する者を失うことに想いを寄せる唯。やがて、遠藤が、勤めていた建設会社で恐喝事件に関与していた事実が浮上し、唯の友人の刑事・兵藤(ひょうどう)も捜査に動きだした……。
探偵事務所を訪れる人々の絶望と希望――
静かな感動を呼ぶ珠玉の恋愛ミステリー