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回転木馬
カイテンモクバ
著者名 柴田よしき
在庫なし

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ISBNコード 9784396632779
判型/頁 四六判/376頁
定価 本体: 1,700円+税
発売日 2007/03/12

「逢いたい。もう一度彼に逢いたい」
失踪した夫を追い続ける女探偵・下澤唯の前に、
忌まわしい過去の事件が浮かび上がる……
希望と哀しみが交錯する著者渾身の感動ミステリー
作家 新井素子さんも推薦!

主人公の唯。
こんなに莫迦でこんなに哀しい女はいない。夫に失踪され、夫が自分を裏切っていることをうすうす予感しながら……十年以上、待つ。待って待って夫の消息の切れ端を掴んだ処で、彼女は言うのだ。帰ってきて欲しいでも、やり直したいでもなく……「逢いたいんです。もう一度」
こんなに莫迦で、こんなに哀しく……こんなに素敵でかっこいい女は、なかなかいるもんじゃない。
――作家 新井素子

謎の失踪を遂げた夫・貴之(たかゆき)のあとを継ぎ、探偵となった下澤唯(しもざわゆい)。十年の月日を経て偶然彼を目撃した唯は、佐渡(さど)出身の渋川(しぶかわ)さわ子という関係者がいたことを突き止めた。だが、さわ子はすでに死去し、貴之はさわ子の娘・雪(ゆき)と一緒にいるらしいことだけ判明した。夫は唯を本当に裏切っているのか? 細い糸をたぐり追跡を続ける唯は、さわ子の友人だった佐野明子(さのあきこ)のもとを訪れた。彼女はさわ子から、死の間際に雪と貴之のことを記した手紙を預かっていたのだ。明子も死の床についていたが、唯の事情を知った彼女から、手紙の内容を明かされる。どうやら貴之と雪は、人に知られてはならない事情を抱(かか)えているらしい。失踪前日に起きたホームレスの不審死と関係が? 手紙を手がかりに、信州・蓼科(たてしな)へ向かった唯。だがそこには、貴之の目元を残す美少女――小松崎(こまつざき)ゆいが待っていた……。
*** 著者渾身の感動のミステリー! ***