図版500点余を使い、一作家が読み解く日
本書は、ふつうの評論とは一線を画し、一人の作家(二階堂黎人)が、マンガと一緒に育った自分の半生をも描いています。そのマンガ人生の発端となったのが、巨匠手塚治虫で、二階堂氏は「手塚治虫ファンクラブ」の初代会長も務めています。ある意味手塚治虫にもっとも近くにいた他人ともいえるでしょう。ですから、今までの手塚評論集にはないリアリティー、そして手塚治虫に対する愛情に溢れ、ユニークな作品に仕上がっています。画像資料として、500点余を使用します。その中には今まで使われたことのないものも多数入ります。