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日本の近代 猪瀬直樹著作集
日本の近代 猪瀬直樹著作集8 日本人はなぜ戦争をしたか / 第8巻
ニッポンノキンダイイノセナオキチョサクシュウ8ニホンジンハナゼセンソウヲシタカ / 第8巻
著者名 編集委員/関川夏央、鹿島 茂、船曳建夫、大岡 玲・著/猪瀬直樹
在庫なし

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ISBNコード 4093942382
判型/頁 4−6/272頁
定価 1,320円(税込)
発売日 2002/07/01

いま、すべての30代におくるほんとうの日本人の物語

昭和16年、「内閣総力戦研究所」に軍部・官庁・民間から選りすぐった将来の指導者たちが集められた。それぞれの出身母体に応じて「模擬内閣」を組織し、戦局の展開を予想したのだ。単なる精神論ではなく、兵器増産の見通し、食糧や燃料の自給度や運送経路、同盟国との連携などについて科学的に分析、「奇襲作戦が成功し緒戦の勝利は見込まれるが、長期戦になって物資不足は決定的となり、ソ連の参戦もあって敗れる」という結論を導き出した。この報告は昭和16年8月に、当時の近衛内閣にも報告され、後の首相となる東條陸将も真剣に受け止めていたはずだった。



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