作家として作品を重ね、人間として時を刻んできた瀬戸内寂聴。乾いた現代人の心に、時に鋭く、時に優しく語りかけます。京都・寂庵から、花の吉野山、夏の熊野、月の天台寺、厳寒の五合庵までをオールロケ。瀬戸内寂聴の世界を美しい映像と豊かな語りであますところなく映像化した完全オリジナルビデオです。
1973年、51歳の秋に出家。自然を愛し、古来からの情緒を感慨深く思う寂聴は、京都・嵯峨野に1974年12月“寂庵”を結びました。
●出家の真実と得度式●毀形されて生まれ変わった●仏教説話「月の兎」●天台寺秋の例大祭と法話●熊野古道巡礼と一遍上人●捨ててこそ●この世は美しい
人生、愛と死と祈りを語るビデオ三部作。京都・寂庵から、花の吉野山、夏の熊野、月の天台寺、厳寒の五合庵までをオールロケ。瀬戸内寂聴の世界を美しい映像と豊かな語りで映像化。ナレーターは吉行和子。(1)雪の巻・書く(2)月の巻・祈る(3)花の巻・愛する