年齢を重ねることの、真の豊かさ
前田利家ら、戦国の武将たちから何を学ぶか
歴史には、すべての知識がある。歴史には、すべての前例がある。しかし、ないものが一つだけある。それが「高齢化社会」である。今ほどの激動の時代に生きた彼らは、「風格」と「本当の豊かさ」を、どう実現しようとしたのだろうか。
【主な内容】
序章 40歳から学ぶ武将たちの老い方
1章 老後を生きる最大の条件が「身体」
2章 幸せを支えたのは「家族」であった
3章 一生の友となった「趣味と実益」
4章 いかに形成されたのか「蓄財と威厳」
終章 後悔のない人生なんてない
人は生まれた瞬間から年老いる。泣いても昨日に帰れない。
過去の歴史を見つめれば、ゲリラ戦やテロリズムの対処法から、デフレや不況下での生活のしかた、満喫のしかたまで、ほとんど存在し、成功例も失敗例も豊富にある。
唯一、存在しないのが「高齢化社会」である。
老いることが価値である時代は消滅した。ただし、老いなければ見いだせない価値があり、真価は存在する。そこに「風格」も存在する。
本書は、戦国武将を例にとり、それらを検証し、明日に備えるのを目的にしたものである。若輩の私が書く意味もそこにあると考えている。
(著者からのメッセージ)
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