「私立に負けてなるものか!」
着任早々の校長は決意した
教育界注視の辣腕指導者が綴った「わが高校改革日誌!」
<内容の一部>
● 学校は病んでいる
● 問われる管理者の経営手腕
● 都立高校は何をすべきか
● 都教委への「嘆願書」
● 「国旗・国家」に反抗する都高教
● 人事権という権力闘争
● 「進学指導重点校」指定
● 土曜授業への挑戦
● 入試問題自校作成
● 学校における挑戦の意味
etc.
■ <都立>は必ず甦(よみがえ)る! 校長の執念が学校を変えた
<この四年間は、私にとっては決断の連続でした。夢を実現するための未来に向けての決断です。夢とは、将来わが国を背負って立つ立派なリーダーを育成できるレベルの高い指導組織を持つということでした>(本文より)。99年4月、着任早々の殿前康雄校長は時を惜しむように八王子東高校の“改革”に乗り出した。「意欲と指導能力のない教員の一掃」「週五日制の中での土曜授業の実施」「入試問題の自校作成」…変化を嫌う現場は猛反発したが、校長は怯まず計画を断行。学校は確実にその姿を変えていった――。
私立校の後塵を拝して久しい<都立>を覚醒させた、教育界注視の辣腕指導者が綴る瞠目の「わが八王子東高校改革日誌」!