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韓国の「昭和」を歩く
カンコクノショウワヲアルク
著者名 鄭銀淑

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ISBNコード 4396110138
判型/頁 新書判/296頁
価格 880円(税込)
発売日 2005/06/27

そこには懐かしい“日本”があった
終戦60年、日韓併合から95年。
韓国と日本のありのままの姿を探る旅

<内容の一部>
● 江景―朝鮮の三大市場
● 群山―生々しい収奪の傷跡
● 栄山浦―蛮行と栄華の夢
● 木浦―日本の影を色濃く留める
● 釜山―多くのドラマを生んだ町
● 鎮海―いまも残る桜と軍艦
● 大邱―植民地時代の残滓
● 仁川―列強の影響を受け続けた
● ソウル―大京城の繁栄と終焉

<■ 韓国人と日本人はもっと肩の力を抜いて>
<日本の人たちにも「懐かしい」の後にプラスαの何かを感じてもらいたい。もし、みなさんが住んでいる街に言葉の通じない外国人が押し寄せてきて、一等地に見慣れない家を次々に建て始めたら、どう感じるか。ほんの少し想像力を働かせてほしいのだ。
日本人は、植民地支配について「あまりにも無自覚な人」と「やたらと反省する人」の二極化が激しいのではないか。いずれのタイプと話をしても、ぎくしゃくしたものを感じてしまう。韓国人と日本人は、本当はもっと肩の力を抜いて話し合えるはずである>(「まえがき」)より。気鋭のジャーナリストが祖国を歩いて見つめ直した、新しい視点による日韓歴史文化論