つかこうへい氏(作家)絶賛!
「心素直(すなお)にして物を見ることの大切さを教えてくれる!」
門外漢(アウトサイダー)だから書けた、目からウロコの新・歌舞伎案内
● 本書の内容
〈第一幕〉何でだろう――素人(しろうと)記者の素朴な疑問
〈第二幕〉四百年の知恵――ただならぬ奥行きの世界
〈第三幕〉古今独歩の歌舞伎空間
〈第四幕〉歌舞伎を支える女性と子供
〈第五幕〉喜びも哀しみも――血と肉の音色(ねいろ)
〈第六幕〉お楽しみ――観劇の合間に etc.
〈観劇案内〉劇場・チケットガイド.
<心素直(すなお)にして物を見た成果! 作家 つかこうへい>
威張らない新聞記者だった。初めて演劇担当にまわされた時、
「俺、演劇って見たことないんだよ」
「はあ」
「面白いか、面白くないかで記事を書こうと思ってるんだ」
そうはにかんだように笑った富澤さんが、こんなに勉強なされているとは思わなかった。
「大切なことは、心素直にして物を見ること」とこの本は教えている。アウトサイダーの歌舞伎論が、どんなものか、ま、読んでやってください。