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――名作に描かれた夜空をさぐる
メロスが見た星
メロスガミタホシ
著者名 蛯名 博/えびなみつる
在庫なし

※在庫について
ISBNコード 4396110251
判型/頁 新書判/268頁
価格 858円(税込)
発売日 2005/10/25

流れ星、彗星、天の川、名月、そしてプラネタリウム……。
あの名作の主人公たちを魅了した星空を見つけよう。

たまには
夜空を見上げてみませんか

● 本書に登場する作品
現代文学編……………
太宰治『走れメロス』、中島敦『山月記』、宮澤賢治『銀河鉄道の夜』他、萩原朔太郎『月に吠える』、稲垣足穂『一千一秒物語』、堀内敬三『冬の星座』、谷川俊太郎『二十億光年の孤独』、瀬名秀明『虹の天象儀』、北村薫『リセット』、森絵都『永遠の出口』、椎名誠『土星を見る人』、津村節子『流星』etc.

古典文学編……………
『新約聖書』、『日本書紀』、『魏志倭人伝』、『論語』、『竹取物語』、『枕草子』、『更級日記』、『名月記』、『天稚彦草子』、『奥の細道』、李白『子夜呉歌』、手塚治虫『火の鳥』etc.

<“星の記憶”を失っていない、かつての少年少女へ>
著者は問いかけます。〈皆さんは最近ではいつ、夜空の星を見上げたことがあったでしょうか〉。もし久しく空など眺めたことのないあなたでも、幼い頃の、夕焼け空の一番星、七夕の宵の「織姫」「彦星」、キャンプの夜の流れ星、そして初めてのプラネタリウム……そんな思い出がきっとあるはず。〈この本は、大人になっても、“星の記憶”をまだ失っていない、かつての少年少女の皆さんのために作りました〉(本文より)。あなたを美しい夜空に誘うのは古今の名作文学二十数編。あの主人公たちが魅了された星とは、月とは? 作品鑑賞に天体観望ガイドを添え、写真、イラストを満載して贈る「星空の文学」散歩。いざ、〈見上げてごらん、夜の星を♪…〉