知っているようで知らない「根本知識」を満載!
「神社」と「神宮」の違いは? 教義・教典はあるのか? 女性も神主になれるか?
etc.
<内容の一部>
●聖なる木・榊(さかき)の役割とは
●山あり、岩あり――ご神体の謎
●日本の神々を悪魔だと言った西洋人
●「古事記」「日本書紀」は神道の教典か
●神前結婚式の歴史はまだ100年
●神輿はいつ登場したのか
●成田空港に鎮座する神さまとは
●孔子(儒教)に助けを求めた神々
●伊勢の神々が食べる最高の自然食
●神社と神宮はどこが違う
●こんなにある神殿と鳥居の種類
●死んで神さまになれる人とは
●神主になる資格と条件。女性もなれるのか
●神社はどうやって生計を立てている?
●日本を代表する神社と神々ガイド
etc.
■はたして宗教か? 世界一寛容で融通無碍(ゆうずうむげ)な神々
自然崇拝から発した多神教――こんな説明で「神道」を理解できる人はいないだろう。冠婚葬祭から様々な年中行事まで、われわれの生活に深く関わりながら、なぜか“信仰”という言葉がそぐわない。異教と共存し、教典も戒律もなく、拝めばときにご利益(りやく)が得られる。はたしてこれが宗教か? そんな疑問を解き明かすべく、著者の筆は神話、神々の来歴から現在の神社の内実にまで、八百万(やおよろず)の世界を縦横に巡る。「ご神体とは」「神々の格式(ランキング)」「神社と神宮はどう違う」「神殿・鳥居の様式あれこれ」「神主になる資格と条件」「平成の神社経営事情」…知っているようで知らなかった神と神社の基礎知識。そこには世界に比類なき日本人の精神が見えてくる――。