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「自殺防止の会」が体験した家族愛の30年
家族の力
カゾクノチカラ
著者名 野口誠一
在庫なし

※在庫について
ISBNコード 4396110367
判型/頁 新書判/200頁
価格 814円(税込)
発売日 2006/02/23

妻や子のこの「一言(ひとこと)」が男を蘇(よみがえ)らせた!
経営破綻、絶望、一家離散……
自殺大国ニッポンで改めて家族の絆を問う、感動のドキュメント!

<本書の内容>
はじめに――「生きていてよかった」
第一章 夜逃げは世逃げ
第二章 死んで花実が咲くものか
第三章 それでも私は生きてゆく
第四章 バブルが蝕(むしば)んだ人の心
第五章 わが闘争――倒産と八起会
◎八起会の相談電話(倒産110番)&住所

〈付録〉八起60箇条
●倒産の前ぶれ15箇条
●倒産防止15箇条
●再起の条件15箇条
●倒産する人・しない人15箇条

■自殺を決意した男を救った運命の瞬間
毎年3万人以上が自ら命を絶つ自殺大国・日本。なかでもバブル崩壊以降、経済(経営)破綻→絶望→自殺という例はきわめて多い。著者は自社の倒産を機に、共通体験を持つ人々の自殺防止、再起援助を目的とする団体「八起(やおき)会」を設立した。〈中小企業の場合、会社倒産は容易に夫婦倒産(離婚)、家庭倒産(一家離散)、人生倒産(自殺)に結びつきやすい。その不幸の連鎖を断ち切り、一件でも二件でも目の前の人生倒産を防ぐのが、私たちの日々の活動である〉(本文より)。本書は死の淵をさまよった会員たちの蘇生の物語である。彼らをどん底から救ったのは他でもない、「家族」である。妻や子、肉親が発した運命の一言。それはたとえようもなく重い――。