生きた 喫(す)った 愛した!
政治家、軍人から芸術家、アスリートまで
たばこを友とした古今東西の100人が登場!
<本書に登場するスモーカーたち>
〈紙巻派〉
明治天皇、大正天皇、毛沢東、夏目漱石、芥川龍之介、北原白秋、坂口安吾、小津安二郎、ジェームズ・ボンド etc.
〈葉巻派〉
チャーチル、吉田茂、ケネディ、ゲバラ、カストロ、森鴎外、開高健、團伊玖磨、力道山、シュワルツェネッガー etc.
〈煙管派〉
幸田露伴、小泉八雲、八代目桂文楽、五代目古今亭志ん生 etc.
〈パイプ派〉
マッカーサー、ゴッホ、石川欣一、ウォルター・ローリー、ポカホンタス、シャーロック・ホームズ etc.
●たばこの歴史、偉大なるアンチスモーカー(嫌煙家)も併せて紹介
■革命、創造、発見―偉業の陰に「たばこ」あり!
「たばこの煙は、孤独な兵士の偉大なる相棒である」(ゲバラ)
「たばこほど無駄なものはない。無駄のように見えるものを、どこまで許容し得るか……それが文化だ」(池波正太郎)
「酒とたばこ、どちらかよせと言われたら酒をよす」(小津安二郎)
「本数を減らせと言うなら丈(たけ)が長いたばこを作れ」(大正天皇)
「パイプが吸いたい」(ピストル自殺を図った直後のゴッホ)
コロンブスによって米大陸から全世界へと広められてから約500年、たばこは人類の激動の歴史にたえず寄り添ってきた。政治家、軍人から芸術家、アスリートまで、たばこを友として大いなる仕事を為(な)し、世界を動かしてきた人々―その愛煙物語をお届けしよう。