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――信玄に重用された理由
山本勘助とは何者か
ヤマモトカンスケトハナニモノカ
著者名 江宮隆之
在庫なし

※在庫について
ISBNコード 4396110545
判型/頁 新書判/260頁
価格 858円(税込)
発売日 2006/10/24

平成19年 NHK大河ドラマ『風林火山』主人公
謎の軍師の正体に迫る
吉田松陰にも受け継がれた
山鹿流兵学の源流がここに!

<内容の一部>
●市河文書が物語る勘助の立場とは?
●子孫だった連合艦隊司令長官・山本五十六
●武田二十四将と市川団十郎の祖先
●史家たちが指摘する『甲陽軍鑑』の誤り
●川中島・啄木鳥作戦にもモデルがあった
●塚原ト伝と戦った勘助
●語り継がれた「勘助剣豪伝説」
●最先端の技術者・勘助
●吉田松陰も勘助の「弟子」だった
●軍師とは、どんな仕事だったのか?
●歌舞伎の演目になった勘助と信玄 ほか

■山本勘助の実像が今、明らかにされる!
山本勘助は戦国時代のヒーローとして根強い人気がある。川中島の合戦で壮絶な討ち死にをしたとされてから、数えて450年近くがたった。その間、勘助はさまざまに語られ、歴史学界では一時「勘助架空説」が定説とされた。それはなぜか? 勘助の生と死が虚実入り乱れて語られ「勘助伝説」が一人歩きしてしまったせいであろう。軍師、忍び、武田軍団の足軽大将? それとも、名もなき一兵卒だったのか。川中島合戦の折の「啄木鳥(きつつき)作戦」は本当に勘助が立案した作戦であったのか。興味は尽きないが、ただはっきりしているのは「山本勘助は確かに実在した」ということである。本書は、この事実に基づき、今、新たに勘助の実像を解き明かす。