ボケ・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病……
歯の手入れを怠ると、体中がSOS!
日本人の「歯」は65歳からごっそり抜ける
<内容の一部>
●タバコは歯をボロボロにする
●格差社会で歯を守る方法
●歯は生命維持の基本
●永久歯三十二本には理由がある
●奥歯の抜けたサルはボケる
●脳を刺激する歯のパワー
●いびきが虫歯や歯周病を増やす
●歯周病は心筋梗塞を引き起こす
●頚動脈に歯周病菌がみつかった!
●糖尿病と歯周病の悪の相関関係
●メタボリックシンドロームが歯周病を促進する ほか
■歯と脳は繋がり、全身と交信している!
歯が抜けたところで、命に関わるものではないと思いがちである。ところが、歯は体の機能を守る感覚器官として、脳と直結しており、歯が抜けるとボケが進行したり、老化が促進されることがわかっている。歯周病になると、メタボリックシンドロームや糖尿病が悪化し、はては心筋梗塞まで引き起こす原因になるという。著者は、日頃見過ごされがちな「歯」に注目し、その機能や歯を失った際の悪影響などを解説する。また、歯周病で歯や骨まで失った人に、再度噛む喜びをもたらす歯骨再生技術によるインプラント治療など最先端の治療法も紹介。歯科嫌いの日本人のために書かれた、歯のある幸せな人生を送るために欠かせない一冊である。