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――強い組織とは何か
いい茶坊主 悪い茶坊主
イイチャボウズワルイチャボウズ
著者名 立石 優
在庫なし

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ISBNコード 439611057X
判型/頁 新書判/224頁
価格 814円(税込)
発売日 2006/12/19

いまこそ、彼らのすぐれた協調性、情報収集力、交渉術を学べ!
いい茶坊主がいる会社は伸びる!
徳川300年を支えた「江戸城のコンサルタント」=茶坊主。その身分は、武士であり、教養も高く、礼儀作法を弁(わきま)えていた。

<いい茶坊主>
●社交性に富む。
●協調性豊かである。
●調整能力がある。
●情報収集力に優れている。
●礼儀作法を弁(わきま)えている。
●知性と教養がある。
●周囲に気配りを怠らない。

<悪い茶坊主>
●おべっか、ゴマすりが上手。
●何事につけ要領がいい。
●告げ口をする。
●人の弱みにつけこむ。
●権力者に取り入るのがうまい。
●虎の威を借りていばる。
●人の顔色を窺(うかが)う。

<すぐれた能力を持つ「いい茶坊主」のススメ>
「嫌なやつ」「ゴマすり」「おべっかつかい」など、茶坊主には本当に悪いイメージがついている。職場内では、ゴマすり社員を指して「あいつは、茶坊主みたいなやつだ」という。しかし、本来、茶坊主とは武士の立派な職制の一つであり、高い教養と礼儀作法を身につけた者がなっていたのである。彼らは、職務上、老中・若年寄などの幕閣要人から、御三家・譜代・外様に至るまで、日常的に広く諸大名と接触する。そのための行儀作法を、幼少時から徹底的にしつけられていた。本書では、江戸幕府内の特殊な職業集団であった茶坊主を分析し、知られざる生態に陽の目を当てた。彼らの持つ、すぐれた協調性、情報収集力、交渉術を学び「いい茶坊主のススメ」として読んでほしい。