中国は清王朝時の版図を取り戻す!
中国は海から日本を奪いにくる
尖閣諸島・春暁油田を取られたら、東シナ海は中国の海となる!
<内容の一部>
●懸案は歴史問題だけではない
●海洋に向けた中国の戦略的意図とは
●喉から手が出るほどエネルギーが欲しい中国
●「日中中間線」はどう引かれたか
●尖閣とはどういう島か
●領土問題にアメリカが不介入を決め込む理由
●「魚釣島を守れ」――米国留学生で始まった運動
●東シナ海は太平洋への進出路だ
●大陸国家がなぜ海への野望を持つのか
●台湾による幻の尖閣諸島奪回作戦
●東シナ海での日中衝突の可能性
●なぜ譲歩をしてはいけないのか
■海を取られて、島国・日本は生きていけるのだろうか?
一発の銃声も撃たず、一人の国民も傷つけないで国土を広げるのが、海からの侵略だ。中東に匹敵するといわれる豊かな東シナ海の石油資源を求めて、中国は日本の海域を年々侵しつづけている。海については、中国は国境という考え方が希薄で、このままでは日本固有の海が中国に飲み込まれるのは時間の問題だ。いまや沖縄の周辺海域にも中国は触手を伸ばし、沖縄が中国の海の中に孤立するのも避けられないかもしれない。なぜ、このような野蛮で無法な領土侵犯がまかり通っているのか。そこには、覇権国家・中国の絶ゆまぬ版図拡大と資源争奪の野心が見え隠れしている。日本人の気づかぬうちに着々と進行する「海の侵略」の実態を明かす!