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慶長太平記・地の巻
彷徨える黄金
サマヨエルオウゴン
著者名 半村 良
在庫なし

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ISBNコード 4396206925
判型/頁 新書判/304頁
価格 943円(税込)
発売日 2000/08/30

天下を決する大坂の陣前夜──黄金の男・大久保長安(おおくぼちょうあん)と、霧隠(きりがくれ)、猿飛(さるとび)の真田(さなだ)衆らが、豊臣(とよとみ)方起死回生の秘謀を策した。織田の遺児にして出雲(いずも)のお国の子三四郎(さんしろう)を会津蒲生(あいづがもう)家に入れ、伊達(だて)と結んで徳川(とくがわ)包囲網を敷くというのだ! 三四郎を守り北へ向かう青年鈴波友右衛門(すずなみともえもん)と謎の女・野笛(のぶえ)。だが山の民車(くるま)一族の助けで常陸(ひたち)の山峡を越えた一行の前に、突如、黒い影が…。乱世に賭けた風雲児たちの運命は? 半村時代伝奇の白眉「慶長太平記」(全三巻)新書化、待望の第二巻! 次巻『黄金郷伝説』(十月未刊)にて完結!