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東京発ひかり147号
トウキョウハツヒカリヒャクヨンジュウナナゴウ
著者名 西村京太郎
在庫なし

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ISBNコード 4396207212
判型/頁 新書判/240頁
価格 880円(税込)
発売日 2001/08/30

「CAHGDAEDIHD」暗号が事件の幕開けだった…
死者が予言した連続殺人!
十津川 超能力者と対決!

「四月八日に何が起きるのか?」都下多摩川の河原で殺された少年中原要(なかはらかなめ)は、謎の英字メモ(アルファベット)を遺(のこ)していた。事件に関わる暗号と見た十津川(とつがわ)警部の解読作業も空(むな)しく、当日「東京発ひかり147号」内で宝石店社長の井原久美(いはらくみ)が毒殺された! かつて超能力者としてマスコミを賑(にぎ)わした少年は、死後の殺人を予知していたのか。続いて、久美と関係する三人の男のうち、金融業者菊池の銃殺体が、瀬戸内・宮島(みやじま)で発見された…。すべてが中原の予言どおりに進む連続殺人。真実を追って西へ走る、十津川の推理は? 人気シリーズ異色の最新傑作!

<著者のことば>東京駅を発車する新幹線ひかり号は、臨時特急をのぞいても、一日に60本以上ある。のぞみやこだま、到着列車を合わせると、東京駅のホームは、ひっきりなしに新幹線が出入りしてることになる。取材旅行のときも、あまり目まぐるしいので、自分の乗る列車がどれか、ウッカリすると間違えてしまいそうになる。新幹線を使う人は、それぞれに目的がある。仕事だったり、楽しい旅行だったり、何かの取材という人もいるだろう。都合によって、自分の乗る列車をえらぶわけである。 犯人は、その中で、犯行の舞台に、午前9時45分発のひかり147号岡山行をえらんだ。何か、理由があったのだろうか?