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女喰い 人妻地獄
オンナグイヒトヅマジゴク
著者名 広山義慶
在庫なし

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ISBNコード 4396207468
判型/頁 新書判/240頁
価格 901円(税込)
発売日 2002/08/29

人妻には手をだすな――
外道(げどう)・志津馬(しずま)、「スケコマシ掟」を破る!

<あの有名教授が妻を虐待!?>超スケコマシ・菅原志津馬は、家庭内暴力に苦しむ島本由梨(しまもとゆり)の離婚調停を依頼された。志津馬は大学に夫の島本孝明(たかあき)を訪ねるが、暴力をふるう者特有の匂いを感じなかった。由梨の訴えは作り話では? 疑念を抱く志津馬に、由梨は白い肌に刻まれた「痕跡」をさらした。誘惑するかのような裸身を前に、「人妻には手を出すな」というスケコマシの掟が揺らぐ。やがて、孝明に愛人の存在が浮上した…。

<著者のことば>
男が元気を失くして久しい。代わって女が元気をつけ世にのさばり出すと同時に、バブルがはじけて有史以来の平成大不況。いまや日本は沈没寸前。男が元気を失い、女が元気になるとロクなことはない。男の元気は文化・文明の源なのだ。菅原志津馬(すがわらしずま)もすでに中年。しかし、いまだにスケコマシという外道(げどう)の道を闊歩(かっぽ)している。三人の情婦を抱え、連日連夜、女に歓喜を与え、貢がせ、そして女から元気を吸い取っている。四十路(よそじ)を過ぎても志津馬はなぜ元気なのか。外道だからだ。男性諸君、男たるもの心の隅に外道の精神を持つべし。それが山あり谷あり地獄ありの人生を生き抜く極意ではないだろうか。