心が「すっ」と軽くなる
不朽のロングセラー
いい人をやめたのはかなり前からだ。理由は単純で、いい人をやっていると疲れることを知っていたからである。それに対して、悪い人だという評判は、容易にくつがえらないから安定がいい。いい人はちょっとそうでない面を見せるだけですぐ批判され、評価が変わり、棄(す)てられるからかわいそうだ。(中略)かなり前から発生していたそういう私の姿勢をしめす片々が、ここに集められている。
本書「まえがき」より
人はみな、あるがままでいい
●人は必ず誰かに好かれ、誰かに嫌われている
●「いい人」をやめるつきあいかた
●性悪説のすすめ
●だらしがないことも一つの智恵
●失礼、非礼の領域とは
●本物と偽物の見分けかた
●品性(ひと)が現われるとき
●誰も恨まないで死ぬために
●どうすれば他人の生き方が気にならないか
●「許す」ということ
●愛から離れた親にならないために
(本書の内容)