菅原道真公 御神忌千百年大祭
左遷の地で神となって1100年、遺(のこ)された伝説と謎を解読する
学問の神様を祀る福岡・太宰府天満宮。受験生で連日賑わうが、全ては延喜元年(901)、右大臣・菅原道真への左遷人事から始まった。死後、道真はいかにして「神」になったのか? 平清盛や西郷隆盛との意外な関係とは?
天満宮を見つめると、日本の歴史が見えてくる
・菅原道真の左遷の地に、なぜ太宰府が選ばれたのか
・大宰府と太宰府の違い
・「東風(こち)ふかば」の歌が呼びかけた梅の木はどこにあったか
・飛梅伝説が意味するものは何か
・道真の太宰府での日々はどのようなものだったか
・太宰府では、道真は怨霊にならなかった
・人間・道真が「神」になるための画期的な節目とは?
・「渡唐(ととう)天神」とは何か
・明治維新における太宰府天満宮の知られざる役割り