ベストセラー『「いい人」をやめると楽になる』待望の第2弾!
失敗してもいい
言い訳してもいい
さぼってもいい
ベストでなくてもいい
息切れしない<つきあい方>
人間は、どこでも、生きている限り、他人から文句を言われると、つべこべ自己弁護をするようになっているのだろう。時には見え透いた嘘をついても自分の責任を逃れようとする。嘘はその瞬間の厳しさを逃れるためだし、さぼるのは何とか息切れせずに生涯を終えるためである。その卑怯さを自分にも他人にも許さないと、最終的に生きていけない。「ほどほど」とは、それがかなりうまく行った場合の、むしろ褒め言葉だと思う。卑怯さも、バランス感覚も、諦めも、思い上がりも謙虚さも、すべて中庸を得ていない、と、「ほどほど」にはならない。――本書「まえがき」より
<人と、そして自分と向き合う勇気が出てくる!>
1 誰もが「自分」の主人公になれる
2 「ほどほど」に生きる知恵
3 「逃げたい」と思ったときにできること
4 余力を「残す」生き方のすすめ
5 人生は計算通りにいかないから面白い
6 自由な人生、不自由な人生とは
7 「最悪」とのつきあいかた
8 潔(いさぎよ)く生きるということ
9 ほんとうの愛が現われるとき
10 どうすれば自分の「生」に自身が持てるか
11 美醜・年齢を越えて自分らしく生きるために