倍賞千恵子さん推薦!
「目から鱗が落ちるとはこのことだと思いました」
春の小川、たきび、せいくらべ…知らずに歌っていませんか?
童謡の歌詞に、こんな意味が隠されていたなんて!
せいくらべ―なぜ柱の傷は一昨年で、昨年のはないの?
ちいさい秋みつけた―「誰かさん」とは誰のこと?
雨降りお月―タイトル、なぜ「お月さん」ではないの?
ゆうやけこやけ―関東大震災との不思議な縁
アルプス一万尺―「こやりの上でアルペン踊り」って何?
<目から鱗が落ちるとはこのことだと思いました 倍賞千恵子>
最初に歌い始めたのはみすず合唱団でした。あれからもう何年?たったでしょう。童謡とのお付き合いはそれ以来ずっと続いています。でも、童謡の詩の意味を勘違いして歌っていたこともありますし、わからないところがあったとしても、子供の時から歌っているものだから、まあいいかって、わかったつもりで歌っていたこともしばしばでした。ですから、合田さんのこの本を読んだ時は感心することばかり、まったく目から鱗が落ちるとはこのことだと思いました。
そして、ちょうど新しいコンサートの企画を考えていた時なので、ちゃっかり本のお話を引用させていただいて、合田さんに演出もお願いして、楽しいコンサートが出来上がりました。私も、人の知らない童謡の話を知ったかぶりで話して自慢しています。
本当に楽しくて、ためになる?本ですよ。