日本の常識は、なぜ世界の「非」常識なのか?
「平和主義者」たちがこの国をダメにした!
日本人は今もコトダマの影響下にあり、支配されている――ベストセラー『言霊(ことだま)』シリーズで論壇に衝撃を与えた著者が、憲法と自衛隊、日韓問題、学歴信仰、新聞報道など、現代日本における“言霊”の実相を分析する。
<言霊(ことだま)の国、日本に言論の自由はない>
単なる常識家、中立主義者が「右翼」だの「平和の敵」だのと言われるのが、言霊の世界である。
しかし、問題はそういう言葉を投げつける人間の方が、論理的に見て本当の「平和の敵」であるケースが多いということだ。
それも、日本人が物事を論理的に考えることをしないからだろう。
言霊に毒されると、本当の意味での論理的思考ができなくなる。いい加減にこういう状態から脱却しなければならない。
これが私の望みであり、この本を書いた動機でもあるのだ。
(「あとがき」より)