実話か?フィクションか?作家が告白する性体験!
<「ねえ、食べちゃっても、いい?」痴女(ちじょ)と思われるかもしれない。でもどうせ官能小説を書いているのだ。いやらしい女だなんてことはトオルだって百も承知のはすだ…>(内藤みか「じゃあ、九時半に渋谷で。」)ホストクラブ通いの女流作家が、初めて出合った相手と経験する淫靡(いんび)な一夜とは。執筆内容が過激ならば、実生活はそれ以上? 九人の作家たちが告白する体験的私小説アンソロジー。
■本書の収録作品
内藤(ないとう)みか『じゃあ、九時半に渋谷で。』
堂本(どうもと)烈(れつ)『星空の裏側で』
柊(ひいらぎ)まゆみ『犯すように、這う眼差し』
草凪(くさなぎ)優(ゆう)『性春狂騒曲』
雨宮(あまみや)慶(けい)『女盛り』
森(もり)奈津子(なつこ)『ひとりあそびの青春』
鳥居(とりい)深雪(みゆき)『教え子』
井出(いで)嬢治(じょうじ)『仕事相手』
藍川(あいかわ)京(きょう)『宿縁(えにし)』