さて問題です。
「坂本龍馬、西郷隆盛、太田道灌。この中で一番銅像が多いのは誰?」
(答えはこの本の中に…)
西は高知に坂本龍馬(さかもとりょうま)の銅像を求めて旅すれば、山内一豊(やまのうちかずとよ)、板垣退助(いたがきたいすけ)と数多(あまた)ある名士たちの銅像群に、高知県人の銅像好きを実感。東は仙台に伊達政宗(だてまさむね)の銅像を求め、最後まで“東北一の権力者”に甘んじた彼の複雑な胸のうちを忖度(そんたく)する。カメラ片手に東奔西走(とうほんせいそう)、碩学(せきがく)で知られる著者が各地の銅像と対面し、「街と銅像の関係」について考察する最強の蘊蓄(うんちく)本!