人生の転機は50歳の誕生日だった―
。
「あの頃の自分」なんて、もういらない。
「いまの自分」で正直に生きていけ!
拓郎がはじめて語る究極の人生論。
自分の青春にしがみつくな!
人間は、自分の過ごしてきた環境が
好きなわけ。で特に男はロマンチスト
だから、そういうの好きなんだよ。自
分の過去が嬉しくてしょうがないわけ
よ。思い出すと嬉しいんだよ、楽しい
んだよ。
「あの頃」が好きなんだよね。いまを
なんで好きになれないかって、いまに不
満があるからだろう?だから「あの
頃、あの頃」って。なんの不満があるん
だ。もっというと、いま自分が生きてる
環境を・・・自分の事を好きになって、自分に惚
れちゃっていいんだよ、本当に。
俺、いまの自分、大好きだもん。わるい
けど。めちゃ好き(笑)。
(本文あとがきより)
●青春なんていらない
過去を切り捨てた、俺の決断
●男社会は、いらない
男は時に、「夢のない結論」を出してきた
●こんな結婚は、いらない
結婚生活は夫婦のコラボレーション!
●こんな社会、いらない
命がけで社長を務めた6年間
●こんなオヤジ、いらない
旧熊依然とした大人たちへの反発
●ルールなんて、いらない
古いシステムの構造改革
●こんな世界、いらない
このままじゃいけないこと、
このままじゃかわらないこと
●でも音楽だけは、いる
迷走し続ける人生で唯一必要なもの