暴れた覇権国家の本性と野心
中国の仮想敵国No.1は「日本」
上海国際戦略学会レポートより
なぜこんな国に援助を続けるのか!
日本から巨額の経済援助を受けながら対日批判を繰り返し、一方で軍拡に狂奔する中国。度重なる台湾への軍事的恫喝、西沙(パラセル)諸島、南沙(スプラトリー)諸島、尖閣諸島への侵略行為、その本当の狙いとは何か。その軍事力はどこまで進んでいるのか。日本はどう対処すべきか。いまこ日本は、この現実をしっかり見据える必要がある。
覇権国家・中国の本性と野心をあばく〈著者のことば〉
日本人は、古来、中国というと文化国家、大人の国として敬ってきた。だが現実の中国は、冷戦終結後の世界にあって独り軍拡に狂奔し、核の脅威を後ろ盾に、周辺諸国への恫喝と侵略を繰り返している。日本に対しても、巨額の資金援助を供与されながら、理不尽な対日批判を繰り返し、いま現在も、二十四基の核ミサイルを照準しているのである。
はたして中国の真の狙い葉どこにあるのか。その軍事力を現実に行使するような事態はありうるのか。その実力はどうなのか。
日本はいま、この現実を冷徹に見据えなければならない。