日本の国家財政を、一般家庭に置き換えると……
年収468万円
ローンの借り入れ300万円
年ごとの返済は167万円
借金の累積は5000万円以上
ふつうの家なら、とっくに破産!
お父さん、ぼくん家(ち)の家計簿について教えて!
・なぜローンを借り入れる必要があるの?(国債発行の理由)
・去年の家計簿と比べてどこが違うの?
(歳出の増減とその理由)
・なぜ去年よりも給料が下がったの?
(2002年度の歳入額が下がった理由)
・たとえば赤字の家計簿を立て直した家はあるの?
(財政危機を克服した外国の事例)
・今、町内でうちの家計簿は評判悪いらしい
(国債格付けとは何か)
・おじいさんが興(おこ)した「事業」はどんなことをやっているの?
(特別会計とは何か)
・ほんの10年前まで、お父さんも羽振りがよかった
(バブルはなぜはじけたか)
・えっ!貸したのに返ってこないお金がたくさんあるの?
(不良債権とは何か)
日本家(ひのもとけ)の年間収支はこうなっています
入ってくるお金
お父さんの給料……468万円
ローン借り入れ……300万円
アルバイトで44万円
合計812万円
出ていくお金
生活費……475万円
(おばあちゃんの病院代182万円
ぼくやお姉さんの授業料67万円
家の修理(必要なの?)84万円など)
ローン返済……167万円
親戚のおじさんに仕送り……170万円
合計812万円
……「火の車」なのがよくわかった!