HOME > 書籍 > 祥伝社の書籍 > 直伝 寝た子起こし




現代プロデューサー心得帖
直伝 寝た子起こし
ジキデンネタコオコシ
著者名 藤岡和賀夫
在庫なし

※在庫について
ISBNコード 4396611765
判型/頁 四六判ソフト/296頁
価格 1,760円(税込)
発売日 2002/12/10

プロデューサーとは特殊な職能ではない。
どんな分野にも必要な仕事の「仕振り」だ!
ビジネスマンがプロデューサーになるには、どんな心得、心掛けが必要か? プロデューサー的に働けば、仕事はどんなに面白いか!

ねたこ・おこし【寝た子起こし】
(1)眠っている子どもの目を覚まさせること。
(2)転じて―人間の体には眠ってる感覚(子ども)が無数にあって、それらはある刺激を与えない限り眠ったままなので、それらを目覚めさせることを意図して行う刺激行為をいう。
(3)そうした行為でそれまでにはなかった新商品、新サービスを開発する手法のこと。
〔参考1〕ブルーチーズは初めて食する人にとってはただ塩っ辛いだけのカビ食品。慣れるに従って寝た子(感覚)が目を覚まし旨いと感じるようになる。蕗の薹、たらの芽などの苦みは、いまだに寝た子の欧米人は旨いと言わない。なれ鮨、くさや、なまこ、みな同断。食物だけでなく、ジェットコースターやバンジージャンプの恐怖感が快感に変わるのも、ゲーム機の非現実快感も同断。
〔参考2〕主婦が電気洗濯機などの便利な家電品出現によって、家事放棄に何の後ろめたさ感を持たなくなったのも同じ文脈で把えられる。
じきでん―【直伝 寝た子起こし】藤岡和賀夫の著書名。現代プロデューサー心得帖と副題にあるように、映画演劇分野に限らず、あらゆる分野でいま求められているのは金銭と芸術両面に強い仕事師(プロデューサー)であるという藤岡の持論から、プロデューサーの特筆すべき能力として寝た子起こしを説いた本である。



「ブックハウス神保町.com」にて「在庫僅少本」として50%オフで販売!