HOME > 書籍 > 祥伝社の書籍 > 杜氏千年の知恵




米、水、人を生かし切る 日本の酒造り
杜氏千年の知恵
トウジセンネンノチエ
著者名 高浜春男
在庫なし

※在庫について
ISBNコード 439661179X
判型/頁 四六判ハード/224頁
価格 1,760円(税込)
発売日 2003/02/17

田崎真也氏推薦
本当の日本酒を守りぬく匠(たくみ)の技

基本は「手造り」。日本酒は生き物だすけ、手を入れんば、駄目だ。

「志(こころざし)」をもった酒造りの強さ 田崎真也
日本全国で、日本酒の消費量、生産量が減少しているなかにおいて、「八海山」では毎年石高(こくだか)を増やしている。
四十年以上、八海山の杜氏を続けた名杜氏、高浜春男氏は、その理由について、「いい酒を造らんば駄目だという思いだけで、毎年、毎年、歯を食いしばって酒を造ってきた」と。そして、その良い酒を造るには、「自分の物差しを持って造る」、「甘い、辛い、濃い、薄い、杜氏がそういう意見に惑わされてぐらぐらしたら滅茶苦茶になってしまう」、「その物差しとは“どんなことがあってもいい酒を造っていきたい”という志のことだいね」。
この「志」。今の日本の全業種に共通して言えることなのでは……。
日本のソムリエとして、もっともっと日本酒の魅力を知ってゆかねばと考えさせられました。