<落ちる人、生き残る人はここで決まる!>
お笑いショービジネスの最前線にいた男が明かす
自分の「商品価値」を高める知恵と戦略
<ビジネスマンが今すぐ使えるノウハウ満載!>
常に「その次」の戦略が必要/「守」「破」「離」がセルフ・マネジメントの基本/「無所属の時間」を持つことの大切さ/ちょっとした工夫による差別化/過去のキャリアに頼りすぎると賞味期限は切れる/これからのビジネスマンはタレント兼マネジャーに/変化はすべて「チャンス」と考える/片足を必ず会社の「外」に出しておく/いかに「自分ならではの仕事」を手に入れるか/他流試合で腕を上げる/新たな付加価値を生み出す戦略/「いい加減」の精神/ベテランをいかに「配置転換」するか
<現状維持では、サラリーマンも生き残れない>
さまざまなタレントたちの栄枯盛衰を見てくると、人間の「賞味期限」について考えずにいられません。
いまは昔よりも新旧交代のサイクルが早くなっていますから、タレントの賞味期限も短くなっているといえるでしょう。ボヤボヤしていると、すぐに「あの人は今」の世界になってしまいます。しかし、あっさり消えていくタレントが大勢いる一方で、長く鮮度を保ちながら生き残っている人も少なくありません。食品と違って、人間の賞味期限は自らの努力と工夫によって伸ばすことができるのです。
これはタレントに限らず、どんな仕事でも同じでしょう。いまはサラリーマンも、各個人が人材としての商品価値を高めなければ生き残れない時代です。
(「第3章 逆境こそ、賞味期限を伸ばす最大のチャンス」より)