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腹が立つけど、これが現実
ニッポン人取扱説明書
ニッポンジントリアツカイセツメイショ
著者名 著/ロバート・ツチガネ・訳/豊田有恒
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ISBNコード 4396612095
判型/頁 四六判ソフト/240頁
価格 1,540円(税込)
発売日 2004/03/15

読んでいて、愉快ではない。しかし、海外での評価を知るには、必要な本である。
小松左京氏推薦

本書の内容
1章 ニッポン人ほど扱いやすい民族はいない
――世界中でカモにされているのを知っていますか
2章 世界一おめでたいニッポン人
――すでに「世界の孤児」となっています
3章 なんとガマン強い国民なんだろう
――ルールを改訂してしまえば日本は勝てなくなる
4章 ニッポン人の弱点は知れ渡っている
――日本人が勤勉だなんて誰が言った
5章 ニッポン人が世界に通用するはずがない
――かくして、日本は世界の敗者となった

愉快ではない。しかし、海外での評価を知るには、必要な本である。
作家・小松左京
どうして日本は、こんな国になってしまったのだろう。 私が『日本沈没』を発表したころは、まだ、この国はすばらしいエネルギーや進取の気性、そしてなによりも相互信頼に満ちていた。べつに懐古趣味で言っているのではない、さまざまなことを「少子高齢化」のせいにして、問題の中心に目を向けようとしなくなってしまったのではないか。 この本は、読んでいて、正直なところあまり愉快ではなかった。しかし、海外で日本と日本人がどんな評価を受けているのか、それを知るにはすばらしい著作である。 われわれが直視しようとしない現実がたしかにここに書かれている。 多くに人に薦めたい理由である。