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日本の美と心に潜む正方形とルート√2の秘密
雪月花の数学
セツゲツカノスウガク
著者名 桜井 進
在庫なし

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ISBNコード 4396612729
判型/頁 四六判ソフト/208頁
価格 1,430円(税込)
発売日 2006/07/21

北斎、雪舟、芭蕉、法隆寺、平安京、茶室、生け花――
数式はすべてを知っている。
テレビ、新聞で話題の「サイエンス・ナビゲーター」初の書き下ろし

<江戸の庶民が挑戦した難問。あなたは解けますか?>
<問題>
ねずみの父、母がいる。この夫婦が正月に子を12匹産むと、親子で14匹になる。2月になると、ねずみは親子ともに12匹ずつ子を産み、親、子、孫の合計で98匹になる。この規則にしたがって次々に12匹ずつ子を産んでゆくと、12月には合計で何匹になるか。

和算のベストセラー『塵劫記(じんこうき)』に収録された問題。「ねずみ算」として知られる。(解答は本書第4章を)

「数」と「形」が解読する日本
■「日本の黄金比」と呼ばれる「白銀比(はくぎんひ)」とは何か
■大工道具「曲尺(かねじゃく)」に込められた√2の謎
■「五・七・五」も「三十一文字」も「素数」になっている
■江戸の天才数学者・関孝和が発明した革命的計算法
■なぜ北斎の「神奈川沖浪裏」に「黄金比の螺旋(らせん)」が現われるのか
■富士山の稜線と指数曲線が一致する理由