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彷徨える黄金 慶長太平記2<地の巻>
サマヨエルオウゴン
著者名 半村 良
在庫なし

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ISBNコード 4396631227
判型/頁 四六判/360頁
価格 1,870円(税込)
発売日 1998/01/09

戦乱の世は関ケ原(せきがはら)に終わり,最後の雌雄(しゆう)を決する気運が大坂(おおさか)城を取り巻くころ,なお天下に志をたぎらせんとする男たちがいた──。黄金の男大久保長安(おおくぼちょうあん),そして霧隠(きりがくれ),猿飛(さるとび)の真田(さなだ)衆らが策す,豊臣(とよとみ)氏起死回生の秘謀とは?密命を帯びた青年鈴波友右衛門(すずなみともえもん)と野笛(のぶえ)は,織田(おだ)の遺児にして出雲(いずも)のお国(くに)の一子,三四郎(さんしろう)を伴い,関東平野を北へ向かう。三四郎を会津蒲生(あいづがもう)家に入れ,さらには伊達政宗(だてまさむね)と手を結ばせ,徳川(とくがわ)包囲網を敷くというのだ!山野を駆けめぐる山の民,車(くるま)一族の助けで常陸(ひたち)の峻険(しゅんけん)な山峡を越え,やがて会津領に入ろうとする一行の前に,謎の影が…。はたして,男たちの夢と野望の行方は?著者渾身の伝奇巨編「慶長太平記」全3巻連続刊行,待望の第2弾!