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黄金郷伝説 慶長太平記3<人の巻>
オンゴンキョウデンセツ
著者名 半村 良
在庫なし

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ISBNコード 4396631235
判型/頁 四六判/376頁
価格 1,870円(税込)
発売日 1998/03/30

天下の雌雄(しゆう)を決する気運が大坂(おおさか)城を幾重にも取り巻くころ──。黄金の男大久保長安(おおくぼちょうあん),そして霧隠(きりがくれ),猿飛(さるとび)の真田(さなだ)衆らが策す,豊臣(とよとみ)氏起死回生の密命を帯びて,鈴波友右衛門(すずなみともえもん)と野笛(のぶえ)は北へ向かった。織田(おだ)の血を引く少年三四郎(さんしろう)を会津蒲生(あいづがもう)家へ入れ,さらには伊達政宗(だてまさむね)と手を結ばせ,徳川(とくがわ)包囲網を敷くというのだ!だが,漆黒の秘刀墨丸(すみまる)で敵を払って常陸(ひたち)を越えた一行にとって,親幕に傾く会津は終着の地ではなかった。やむなく,越後高田(えちごたかだ)に向かう友右衛門たち。政宗,長安とも通ずるその地の藩主松平忠輝(まつだいらただてる)に最後の望みをつないだとき,突如,真田昌幸(まさゆき)死去の報が!はたして彼らの運命は?夢と野望の行方は…。著者渾身の時代伝奇「慶長太平記」全3巻,いま堂々の完結!