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大東京三十五区 亡都七事件
ダイトウキョウサンジュウゴクボウトナナジケン
著者名 物集高音
在庫なし

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ISBNコード 4396632487
判型/頁 四六判/256頁
価格 1,870円(税込)
発売日 2005/03/10

斯界の賢人達も拍手喝采!
荒俣宏先生
喫驚仰天!
「読者諸氏、必読! 揺籃(ようらん)する帝都を舞台に繰り広げられる、飄々たる名推理に刮目(かつもく)せよ」
シリーズ完結!

昭和八年、ヒットラーが首相に就任し、ルーズベルトがマイアミで狙撃され、日本は国際連盟を脱退し、日本初の赤字公債が発行され、東京競馬場がオープンし、東京府職業紹介所にモデル部門ができ、レビューガールが湯河原に籠城し、新宿に七階建て百貨店伊勢丹が開店した。が、そんなことはどこ吹く風と、ボロ下宿のご隠居が亡都に起きた謎の事件を解き明かす。おっと、ここから先は買ってもらいますから〜〜!
荒俣 宏

大戦を間近にひかえ、世相穏やかならぬ昭和初期。
不穏な空気に覆われた帝都・東京で相次ぐ猟奇事件。
谷中墓地の開かずの雪隠(せっちん)、玉川の人魂騒動、地下から現われた怪座敷、銀座で起きた「悪魔の声」による通り魔殺人、幼女の神隠し、夜半に鳴き出す家屋、学生街で続発する学帽の消失――。悪鬼の仕業か、はたまた妖怪の悪戯か。
ご存じ早稲田の不良書生にして雑誌の種取り記者・阿閉万(あとじよろず)と、
下宿館の大家にして“縁側探偵”の間直瀬玄蕃(まなせげんぱ)がひねり出す、珍奇玄妙なる推理とは?
高橋克彦氏、京極夏彦氏・・・・・・斯界の賢者達も瞠目する探偵小説の白眉、遂にシリーズ完結!