子供の才能を、いかに見分け、いかに伸ばすか!
「早いうちからできることをもっと伸ばす教育をしておくと、その才能が非情に効率よく開花する」―和田秀樹
自分の子供には特別な才能があると感じているのなら、多くの場合、その推測は正しい。
親は、ほかの誰よりも自分の子供のことを知っており、子供の才能や潜在能力を判断できる立場にある。――「はじめに」より
<子供の取り柄を見つけ、磨いてやるのが親の仕事だ>和田秀樹
私は、効率的教育という面から「習熟度別クラス」を提言してきたが、これはできない子供を救うだけでなく、できる子供の能力を大きく引き出すことが明らかになっている。しかし、日本では長らく、差別反対の建前のもとに、習熟度別クラスの採用はおろか、子供たちに順位をつけないということさえ平気で行なわれていた。学校がやってくれないのなら、親が子供の取り柄を伸ばしてあげるしかない。そのために本書を薦めるのだ。本書は、好奇心の満たし方からいじめ対策まで、内容は非情に実用的だ―「訳者まえがき」より