相手のこころを震わせ、やる気を引き出す
松下幸之助は「経営の神様」であるより、EQコーチングの達人だった!
<相手のこころを聴き、やる気にさせる
松下幸之助の「人間力」>
大抜擢の新社長に「大忍」の額を渡し、ひと言
「わしも、この額見とるからな」
新事業部門への抜擢を固辞する若い技術者に対して、ひと言
「いや、できるよ。君だったら必ずできる」
1軒しか返事をもらえなかったと落ちこむ営業マンに、ひと言
「ようやった。立派だ」
<EQコーチングの先駆け、松下幸之助>
あなたは、結果が出ない部下をひたすら叱咤していないだろうか?
問題解決の糸口は、彼自身が気づき、考えてこそ得られるものである。
ただ「なぜダメなのか」をつきつめても、いっこうに答えは出てこない。
「どうすればよくなるか」に向かうキッカケが必要だ。
EQコーチングは、自分と相手を深く理解した言葉と行動により、部下自らが解決へと向かう意欲を引き出すスキルである。
長く日本的経営の第一人者として、愛されてきた松下幸之助は、EQコーチングの先駆けであり、最高の実践者だった。