がん患者の呼吸困難は、がんの種類や病期を問わず頻度が高く、また最も緩和困難な症状の1つとされています。本書では、がん患者の呼吸困難を緩和するため、できる限りエビデンスに基づいた科学的な方法で「評価」し「マネジメント」していくための具体的な指標を示しながら、ナースができることをわかりやすく解説しています。
●がん患者の呼吸困難とは ●呼吸困難の評価方法(呼吸不全の評価、呼吸困難の評価) ●呼吸困難のマネジメント ●呼吸困難に対する原因治療と薬物療法の実際 ●呼吸困難に対する非薬物療法の実際(日常生活おけるナーシングケア、リラクセーション、イメージ療法、メディカルアロマテラピー、不安・抑うつへの対処、食事・栄養の工夫 ほか)●呼吸困難緩和のための知識 ほか