複雑な背景で、複雑な病態を示す慢性の痛みを、基礎的なことからビジュアルにわかりやすく解説。問診票、評価スケール、アセスメントツール、痛みの表現語、マクギル痛み質問紙など、豊富な資料で実践に活かしやすくしました。

●痛みへの学際的アプローチ／痛みの概念の変革とその治療／痛みの学際的アプローチ、アメリカでは●慢性痛へのアプローチ／慢性の痛みをもつ患者さんが来られたら／痛みのアセスメント／痛みの心理学的アセスメントとその治療／リハビリテーション科における慢性痛の治療とケア／痛みの訴えが最も多い整形外科では／動いてよいのか悪いのか？　筋と痛み／こころとからだ、その治療の実践／精神科領域からみた慢性疼痛とそのケア／ペインクリニックにできること／痛みと薬、そして慢性痛症に対しては？／慢性痛症と補完・代替医療●緩和ケアにおける痛みへのアプローチ／痛みの専門的アセスメントと看護／緩和ケアの実践と看護師の役割