かつらに関して唯一冊の、そして最高の権威ある名著の復刻〈新装版〉

故松田青風氏が辛苦丹精の結実がこの本である。専門的な本だけに久しく復刻されなかったのを敢えて強行したのは専門出版社としての責務を感じたからである。歌舞伎研究家の書架に必ずあるべき本。海外から註文の多いのは単なる日本研究ブームの余波ではない。風俗研究の上に役立つものがあるからである。人形研究家にも好評。

かつら四〇〇種、六七〇図を網羅収録し解説を付した、かつらに関する唯一の、権威ある名著の待望の復刻。歌舞伎愛好家はもとより風俗史家、人形研究家にも好評をいただいています。