『時効警察』監督脚本家、小説で暴れる!
サブカル界のカリスマ・園子温がパフォーマンスユニット“AAA(トリプル・エー)”の西島隆弘を主役に起用し、主題歌を若者から絶大な支持を得るゆらゆら帝国が歌うなどで話題の2009年公開映画の原作小説。
天才盗撮少年・ユウは、一目惚れした少女・ヨーコと血の繋がらない兄妹となり、奇妙な愛憎関係を結ぶ。そこに世間を騒がす新興宗教集団が入り込み、計画的にヨーコを洗脳していく。やがてヨーコは教団こそ自分の生きる場所と思いこみ、ユウと完全に決裂を誓うが、ユウは彼女を救い出すために自ら教団に乗り込む…。
ふたりが出会い、歩む道は、純愛なのか、それとも歪んだ欲望の軌跡か。実話をベースに全編に繰り広げられるむきだしな人間性を、詩人からスタートした著者が鮮烈なリリックで紡ぐ。