世界的ベストセラー本、待望の邦訳!
世界7か国語に翻訳されている、リーダーシップ論のベストセラー『クリア・リーダーシップ』の日本語版。
協働型組織を維持するために、リーダーに必要とされるスキルとは?
長年にわたる学術的研究や組織のコンサルタントとしての経験をもとに、私たちが日常的に行っている経験と意味づけのプロセスがいかに協働を阻んでいるのか、また真のパートナーシップを構築するにはどうすればいいのかを、豊富なストーリー事例と併せて解説。「クリア・リーダーシップ」スキルに大切な「4つの自己」を中心に、お互いの経験を明快にする対話「ラーニング・カンバセーション」のやり方、またそれぞれのスキルを習得するための23のエクササイズがあり、読んで実践できる内容です。
社会構成主義や社会構築主義をベースに、ボーエンの家族システム理論から、組織ダイナミックスのオシュリー、アージリスやショーン、アプリシエイティブ・インクワイアリーなど、様々なアプローチが組み合わされた「パートナーシップ構築を実現する」リーダーシップのアプローチを展開。なお、「対話型組織開発」を実践するための基礎スキルが「クリア・リーダーシップ」、と著者は位置づけている。
【編集者からのおすすめ情報】
著者は、2017年イギリスのHR Magazine誌で「最も影響力のあるHR思想家10人」に選ばれたこともある、リーダーシップ論のトップランナー。「クリア・リーダーシップ」は、慶應義塾大学大学院経営管理研究科EMBAプログラムで、2021年よりリーダーシップのクラスの一環として授業が行われています。
「あの上司(同僚、部下)の言動は、そういうことだったのか!?」と、膝を打つ内容も随所にあり、また?世界中の何万人もの人々が、仕事や私生活での行動を劇的に変えるのに役立った?(著者のHPより)とあるように、仕事関係のみならず、家族、友人といった人間関係にも応用できるところが興味深いところ。