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小学館文庫
哀愁の町に霧が降るのだ / 上
アイシュウノマチニキリガフルノダ / 上
著者名 著/椎名 誠

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※在庫について
ISBNコード 9784094060751
判型/頁 文庫判/416頁
定価 957円(税込)
発売日 2014/08/05

青春小説の名作、ついに復刊!

「青春」が「絶滅危惧種」になってしまった今の時代だからこそ、読んでほしい。
茂木健一郎さんもオススメする青春小説の名作が復刊!

東京・江戸川区小岩の中川放水路近くにあるアパート「克美荘」。
家賃はべらぼうに安いが、昼でも太陽の光が入ることのない暗く汚い六畳の部屋で、四人の男たちの共同貧乏生活がはじまった――。
アルバイトをしながら市ヶ谷の演劇学校に通う椎名誠、大学生の沢野ひとし、司法試験合格をめざし勉強中の木村晋介、親戚が経営する会社で働くサラリーマンのイサオ。
椎名誠と個性豊かな仲間たちが繰り広げる、大酒と食欲と友情と恋の日々。悲しくもバカバカしく、けれどひたむきな青春の姿を描いた傑作長編。

茂木健一郎さんによる特別寄稿エッセイ「人生に『本編』などない!」も巻末に収録。
【編集者からのおすすめ情報】
1981年に刊行された同書は、これまで多くの読者に「本を読む喜びと楽しさ」を強烈に印象づけてきた青春小説の名作です。
今回の復刊に際して、装丁は平野甲賀さんの手によるもので、装画は沢野ひとしさんの描き下ろしです。文中の沢野さんのさし絵は当時のまま収録しております。
また、巻末には、『哀愁の町に霧が降るのだ』と私、というテーマで茂木健一郎さんにエッセイを書き下ろして頂きました。



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