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小学館文庫
付添い屋・六平太 百鬼夜行の巻 髪結い女
ツキソイヤ・ロッペイタ ヒャッキヤコウノマキ カミユイオンナ
著者名 著/金子成人

在庫あり

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ISBNコード 9784094074536
判型/頁 文庫判/288頁
定価 737円(税込)
発売日 2025/04/04

シリーズラスト、落涙をいざなう第18弾!

●第一話 惑いの隠居
天保五年の四月、秋月六平太はしつこく付きまとわれている木綿問屋の隠居・おすげの依頼が雨で流れて安心していた。しかし、口入れ屋に顔を出すと、あらためて灌仏会に築地の本願寺まで付添いを頼みたいと報せがあったという。不穏を感じる六平太は?

●第二話 迫る影
ゆえあって、烏森藩の郡方・川俣家から狙われている浪人の貝谷重兵衛・小四郎父子。不審な侍に跡をつけられているふたりをかばって、なんとか逃そうと体を張っていた熊八に偶然行き会った六平太は加勢に入るが、逃げられてしまい……。

●第三話 師範指名
相良道場で稽古する六平太と同心の矢島新九郎を外からじっと窺っていた女剣士の伊奈。姿を消したものの、いまだに試合を挑まれ続けている六平太は思わず苦笑いする。稽古の後、道場主・庄三郎にふたりは呼び出されて、ある相談をされるが。

●第四話 髪結い女
穏蔵と小間物問屋寿屋・美鈴との仮祝言が執り行われた後、六平太たちは居酒屋吾作に流れた。長年、家を分けて暮らしていた相惚れのおりきとひとつ屋根の下で一緒になれと、仲間に勧められた六平太とおりきは……。六平太と穏蔵の間柄にも変化が訪れる。

【編集者からのおすすめ情報】
そうか! 私たち読者はずっと六平太に付添われてお江戸巡りの旅を続けてきたのですね。門出の物語に胸がいっぱいです。――俳優・宮崎美子さん

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