2009年夏公開、笑撃の絶叫エンタメ・ムービーをノベライズ。
東京の女子高校生、美香代と胸恵と宙子と圭は、歴史研究会の顧問・勝先生に連れられ、山形の『御釈ヶ部村歴史探訪ツアー』に参加していた。
御釈ヶ部村には、かつて恋人・光笛とこの地に逃げのびた平家の侍頭・葛貫忠経が、村人たちの手により惨殺されたという伝説が伝えられており、いまでもその史跡として「葛貫の祠」が残っていた。
美香代たちが村に到着したとき、折しも村起しのため、その祠が壊されようとしていた。ブルドーザーが祠を引き倒した瞬間、平家の落武者たちがゾンビのように黄泉帰(よみがえ)った。
2009年夏最大の抱腹絶倒エンタメ話題作を完全ノベライズ。