蘭方医花世が活躍する、書き下し時代小説!
江戸開幕以来60年――。
前長崎奉行の娘である花世は、蘭方医学を学び、柳庵と呼ばれる治療所を開いていた。そこに腕に大火傷を負った男が運び込まれてきた。治療を行った花世に、奉行所はその男をしばらく預かってほしいといってきた。男は口が利けず、事情はわからない。何者かに狙われているらしく、男を囮にして、奉行所はその背後の勢力を捕らえようとしているようだった。やがて、六助が行方不明になり、さらに花世の身の回りの世話をするお時に危機が! 果たして何者の仕業なのか。書き下ろし時代小説シリーズ第2弾。