信長の天下統一を助けたのは三種の神器の碁盤だった
その日、織田信長は一人で那古野城を抜け出した。誰にも見とがめられることなく熱田神宮の本殿地下に辿り着いた信長は、そこで美しい光を放つ紅の碁盤を見出す。この碁盤こそ三種の神器のひとつである八尺瓊勾玉であった。
碁盤の精である「玉精」と天下征覇の血盟を結んだ信長は、桶狭間の戦いに勝利し、快進撃を続ける。だが「玉」の導きで天下に手がかかった信長の前に、これも神器のひとつである「鏡」の勢力が動き出す。
三種の神器のひとつが古代中国から伝わった碁盤だったという奇想から生まれた歴史大ロマン。戦乱の世に展開されたもうひとつの戦いを描く。
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とにかく奇想天外な歴史ロマンです。豊かな発想と博覧強記な知識、原作者の帯坂篁太郎氏の世界を、数々の文学賞の受賞歴を誇る小説の名手・大石直紀氏が描く。